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つめたいよるに

つめたいよるに (新潮文庫)

つめたいよるに (新潮文庫)

特に「ねぎを刻む」が印象的だ。
わたしにとっての「ねぎを刻む」ことは、「書く」ということだろう、間違いなく。
えらそうな言い方だけど、言葉をいじくっている時は苦しくないような気がする。
誰かに苦しさを打ち明けられなかったり、悩みを相談できないのは
根本的に自分がこう思っているからだろう。


「私の孤独は私だけのものだ」って。


ひどく自己中心的な考えだと思うけど、これは直せそうにない。